運送業
巡回監査の実施と経営状況の開示における恩恵
京都で60年以上の実績がある老舗の運送会社であり、現在の社長が2代目である。経理はもっぱら社長が行っており、会計は、現金主義で処理されていた。また、税理士による巡回監査も行われておらず、経営状況は、社長以外誰も知らない状態であった。ゆえに無計画な設備投資により銀行からの借入額も多額になり、資金繰りの悪化及び、自己資金もほぼ尽きかけていた。
抱えていた悩み
金融機関に信頼される試算表の作成及び銀行交渉
資金繰りの改善及び設備投資の計画
月次での期間損益の把握及び経営会議での現状分析と今後の対策
マネックス合同会計からの解決策提案
- 会計を自計化と月次巡回監査
まず金融機関に信頼される試算表を作成する為には、会計を自計化し、税理士等が月次巡回監査を行うことを提案しました。月次巡回を行うこうとにより、記帳指導の徹底及び現状分析の把握が月次段階でできること。また、社長への聞き取り及び金融機関への経営状況の報告を実施することで、金融機関の信頼を得ることができる。
- 資金繰表の作成指導
次に資金繰りの改善については、資金繰表の作成指導を提案した。毎月の資金残高を把握することにより、設備投資計画を社長及び営業担当者と相談することを提案した。
- 経営会議の開催
巡回監査後の経営会議の開催を提案した。
得られた成果
月次試算表における適切な期間損益の把握分析を図ることができ、毎月の金融機関への報告を徹底することができた。
資金繰の改善により経営改善計画書が認可された。
毎月の経営会議が実施されている。