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2019年の路線価が公表されました。
税理士の武尾です。
7月1日に国税庁より令和元年の路線価が公表されました。路線価とは、道路に面する標準的な宅地の1平方メートル当たりの価額で、相続税や贈与税を計算するときに使います。土地価格の指標の一つで、一般的には時価の8割程度の価額と言われています。
これが路線価図です。矢印に挟まれた数字が土地の価格で、千円単位で表記されています。
こちらから検索できます ⇒ 国税庁/路線価図
さて、今年の京都の路線価です。
全国平均が4年連続で上昇しており、京都も上昇しています。
最も路線価が高かった場所は、「下京区四条通寺町東入2丁目御旅町四条通」でした。四条河原町の交差点の北西角になります。京都高島屋の道路を挟んだ北側ですね。1㎡あたり570万円で、全国ランキング6位でした。驚くべきは、その上昇率です。昨年から20%上昇しました。
平成27年 | 278万円/㎡ |
平成28年 | 325万円/㎡ |
平成29年 | 392万円/㎡ |
平成30年 | 475万円/㎡ |
令和元年 | 570万円/㎡ |
皆さんも一度、ご自身が所有されている土地の価格を調べられてはいかがでしょうか。
また、今年中に土地の売却を考えておられる方、相続税の申告が必要な方、不動産の贈与を考えられておられる方、税金が心配だという方は、ご相談を承っております。ぜひ、お声がけください。
次回も京都の路線価について掲載します。